Tomorrow
緑鮮やかなコースが、
たくさんの気づきを
与えてくれた。 たくさんの気づきを与えてくれた。

FEEL THE BREEZE IN NATURE

一緒にラウンドする家族の存在が
スコアを伸ばすモチベーションに。

ジメジメとした梅雨が明けると、いよいよ本格的な夏が到来。自然豊かな場所で心身ともにリフレッシュできるスポーツが注目を浴びているという。
「広々としたコースでプレイするゴルフは「密」を避けて、楽しみながら体を動かせるので、昨年から人気が高まっています」
笑顔で話してくれたのは、ゴルフ歴4年半の上山晴香さん。一般的に、多くのアマチュアゴルファーはスコアが100を切ることをめざして練習に励むというが、上山さんはまったくの未経験から、わずか半年間というスピードで目標を達成している。ゴルフのルールも知らなかった状態から、なぜそこまで早く上達できたのだろう。
「最初の頃は思うようにボールが飛ばず、悔しい思いをしました。そこでゴルフスクールに通い始めたのですが、そこで見かけたプロ志望の女性のスイングがとにかく美しくて。その姿に憧れて、私もあんなふうに打てるようになりたいという一心で練習を続けました」

ピアノの講師をしている上山さんは、午後からレッスンを始めることが多く、週の数日は午前中を練習にあてることができたという。また、自宅からそう遠くない場所にゴルフ場があるという立地にも恵まれ、スコアは順調に伸びていった。一緒にゴルフスクールに通う家族とは、週末のたびにコースを回るように。共通の趣味ができたことで、会話の幅も広がり、切磋琢磨できる関係になっていったという。
「父から『ずいぶん上達したね!』と驚かれた時は嬉しかったです。今ではスコアを競い合う、良きライバルでもあるんです(笑)」
家族からの言葉がモチベーションとなり、ますますゴルフにのめり込むようになった上山さんは、さらに上達したいという想いから、月に数回キャディのアルバイトを始めた。
「いろいろなお客様とコースを回ったことで、気持ちの浮き沈みがプレーに表れることを実感しました。プレー技術を磨くことに気を取られていたけれど、平常心でいることが一番大切。そう意識が変わったことで、スコアが安定するようになりました」

上達する秘訣は
自分自身と対話すること。

上山さんに『今までで一番印象に残っているプレイは?』と聞いてみると、ゴルフを始めて2年目に出場したコンペについて話してくれた。
「細かなフォームのズレを意識せず、『気持ちよくリズムのいいスイングをしよう』という気持ちを最後まで切らさなかった結果、73というベストスコアが出たんです。コンペで表彰していただいた後も、この日起きたことが自分でも信じられない!としばらく興奮が収まりませんでした。あの感覚をもう一度味わい、さらに上のスコアをねらうことが次の目標です」

こうして右肩上がりで成績を伸ばしてきた上山さんだが、時には思うようなプレイができない日もあるという。スランプを迎えた時は、どのように対処しているのだろうか。
「どんなミスも、次のステップに進むために必要なことだと考えるようにしています。自分が今何を苦手としているのかを見つめ直すことができたら、そこがスコアをさらに伸ばすポイントになるはず。一時期苦手にしていたバンカーショットも、集中的に練習したことで克服でき、スコアアップにつながりました」
どれだけ自分自身の技術や感情と真剣に向き合えるかが、プレイヤーとして成長する秘訣なのかもしれない。
「自分のミスを受け入れて次に生かすことも大切ですが、そのミスを引きずらずにラウンドを続けることも重要です。プレイする機会が増えれば増えるほど、ゴルフは人間性を試されるスポーツだと実感します」

オンラインでの交流を通して
女子ゴルファーのすそ野を広げたい。

InstagramなどのSNSで練習フォームの動画やスコアの記録など、自身のゴルフライフを積極的に発信している上山さん。投稿を見ていると、家族とラウンドを回る様子や、季節に合わせたウエアのコーディネートなど、ゴルフを楽しむ等身大の姿がうかがえる。SNSを活用することは、上山さんにとってどんな意味を持つのだろうか。
「何を意識して練習していたかを記録に残すことで、成長のヒントを見つけることにつながっています。その時は気づいていなくても、見返すことで発見することも多いんです。また、コロナ禍の影響が続く現在、SNSを通してたくさんのゴルフ仲間と交流できていることが、前向きに練習に取り組める活力になっています」

今年には、女性のゴルフライフをサポートしたい、アマチュアゴルフ界を盛り上げたいという思いから、オンラインを中心とした女性専用のゴルフサロンを設立。練習会やイベントを開催し、女子ゴルファーの輪を広げる活動に取り組んでいる。
「新たにゴルフを始める女性は増えているのですが、同じ女性の仲間がなかなか見つからずに、短期間でやめてしまうのを何度も見てきました。サロンで交流を深めることが、女性ゴルファーのすそ野を広げるきっかけになればと考えています」

ゴルフを通して人とつながり、
自然の美しさを知った。

単なる趣味の域を超えてゴルフに打ち込みつづけている上山さん。そのモチベーションは、一体どこからくるのだろうか。
「私はゴルフを通して、年齢や性別に関係なくいろいろな人と交流するようになりました。ピアノ講師をしているだけでは、これほどの人間関係の広がりは得られなかったと思います。個性や経歴がさまざまな方々と、同じゴルファーとして会話を楽しみ、一緒に成長できる時間のありがたみが、私のモチベーションになっています。それに、ゴルフコースの自然が教えてくれる季節の変化や、美しさにもあらためて気づくことができました。プレーするだけではないゴルフの魅力を多くの人に知ってもらいたいです」

以前までは、ゴルフはお金がかかる趣味だと思われがちだったけれど、近年はリーズナブルに楽しめるゴルフ場や、おしゃれなウエアも増え、若者を中心にさらなる人気を見せている。
「何歳からでも始められて、いくつになっても上達できるのがゴルフというスポーツ。生涯を通して楽しめるので、リフレッシュしたい人、上達する実感がほしい人、人間関係を広げたい人など、すべての人におすすめします!」
おうち時間が続き、気分が晴れない今年の夏は、一面に広がる自然を堪能しながら、適度な運動ができるゴルフを始めてみるのもよさそうだ。

上山晴香さん
Profile
上山 晴香さん
@harupyon_golf
女子専用ゴルフサロン「ぴょんの会」のご入会についてはInstagramをご覧ください。InstagramのDMにて受け付けています。

撮影協力:JOYXゴルフ倶楽部上月コース ホームページ

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