Tomorrow
サイクルライフを
通して感じる、
自然への感謝

SDGs FOR EVERYONE

さまざまな楽しみ方を
選べることも自転車の大きな魅力。

「ロードバイクにはまったのは、仕事仲間の女子2人から『河川敷を走ると気持ちいいよ!』と誘われたことがきっかけなんです」

ツーリングの休憩中に笑顔で語ってくれたのは、ロードバイク歴6年の内藤英未さん。今では1日に100km以上を走破することも多いというが、最初のツーリングで、自転車の多様な魅力を感じたことが、現在の活動につながっているようだ。

「運動経験がほとんどなかった私にとって、約50kmの道のりは想像を超える距離でした。だんだんお尻が痛くなってくるし…かなり苦しかったです。でも、スピードに乗って走る爽快感や見たことのない景色への驚き、自分の力で目的地にたどり着く達成感は、他では得られないものでした」

その後は知人からアドバイスを受けてロードバイクを購入し、時間を作ってはツーリングに出かけるようになる。

「仲間とグループを組んで出かける長距離ライドは、つらさも楽しさも共有できるのが魅力で、今では欠かせない楽しみになりました。その一方で、自分のペースで気ままに走るソロライドも楽しいですね。地元のエリアでも、出かけるたびに新たな発見があります」

以前は単なる移動手段と思っていた自転車を通して、新しい楽しみが次々と生まれていったという内藤さん。特に、周りの景色や環境に対する感度が大きく変わったという。

「自転車は車や電車よりも、自然環境を感じやすい乗り物だと思います。林の間を抜ける道や一面に広がる田んぼの中を走っていると、日本の自然の豊かさを実感します。そして、この景色の中を走る喜びを大切にしたいと考えるようになりました」

自転車の魅力と
自然への感謝を、
ウェアを通して発信したい。

自転車の多様な楽しみ方を、より多くの人に知ってもらいたい―。この思いから、内藤さんは女性向けのサイクルウェアブランドをこの春リリースした。

「私自身が着たいと思うウェアがなかなか見つからなかったので、自分がほしいウェアを作って他の女性にも使ってほしい、と考えました」

女性の視点からカジュアルさと快適さを追究したウェアに、内藤さんは自然環境に配慮した取り組みを加えていく予定だという。

「自転車に乗ることで生まれた、自然への感謝の気持ちを形にしたいんです。例えば、生地にリサイクル素材を使うことや、リユースにつながる仕組みも今後考えていきたいと思います」

内藤さんは自身のブランドサイトの中で、近年注目されている「SDGs(持続可能な開発目標)」についても触れている。

「SDGsという言葉を聞いたことはあるけれど、自分との関わりがイメージできない…という方は少なくありません。私の場合は自転車を通して、自然に感謝する気持ちが生まれ、自分にできることから行動に移そうと思うようになりました」

2030年にSDGsの目標を達成するためには、自分にできることを積み重ねる内藤さんのような人が増えることが、何より大切なのかもしれない。

内藤 英未さん
Profile
イベントMC・ナレーター
内藤 英未さん
@hidemi_gy120

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